こんにちは、ジャンブレの小川です。
例年、秋口に台風が過ぎると急に冷え込む印象がありますが、今回の18号は台風一過で暑さ復活といった具合で、今しばらくは半袖のお世話になりそうです。そんな訳で、この秋冬の防寒着はもう少し出番が遅れそうですが……まだ昼間は夏が続いている今だからこそ書いておきたい!防寒着にまつわる苦労話をひとつ。
お気づきでしょうか? 今月発刊したジャンブレの防寒着コーナーには、過去に見覚えのない炎マークがついています。
これがユニフォーム担当が発案した今年の一工夫、保温マーク。3段階で防寒服の温かさを評価したマークで、もちろん炎が多い方が温かい印。が、このマーク、メーカーさんの指標でも、もちろん製品についているマークでもありません。実はこれ、当社の社員全員参加の「旭産業調べ」なんです。ズラッと社内に並んだ防寒服の数々。そのすべてに30人以上の社員一人一人が袖を通して、それぞれ特に温かいと判じた服に投票。その評価に応じてつけられたのが保温マークなのです。(※個人の感想です)というのはよく見かけますが、この場合は(※当社の多数決です)というところでしょうか。
それは良いのですが、さてここでクエスチョン。このもっこもこのボアやアルミ断熱が充実した、あったか~い防寒服。私たちが、この防寒服の温かさ比べをしたのは「いつ」のことでしょうか? カタログが発刊するのは9月の初め。印刷に掛かるのは8月の初めです。と、なると?
はいそうです! 私たちが「防寒服」に袖を通したのは7月のこと。8月が記録的な雨降り続きでもうお忘れかもしれませんが、今年の7月は例年以上に暑かったんです。そのただでさえ暑い暑い中を、わざわざ温まりましょうというこの投票……何これ我慢大会か!?(※いえ、もちろん防寒効果を比較するために、投票部屋は空調を効かせているんですけどね)
いやあ、暑さでへばっている私にフード付きの本格防寒を薦めてきたユニフォーム担当さんの笑顔は忘れられません(遠い目)
という訳で、1シーズン2シーズン季節を先取りして作るカタログならではの一幕を経て、皆様のお手元に届く紙面が作られていますというお話でした。