こんにちは、ジャンブレの小川です。
先週くらいから雨の日が増えてきてそろそろ梅雨入りを感じますが、一方で気温の高い日も増えてきました。
湿気と温度、両方の変動が揃うとなかなか過ごし辛い季節になってしまいますね。
みなさまは体調にお変わりありませんか?
秋冬と並んで、5月6月は自律神経も乱れやすい時期だそうです。私などは毎年お腹が大変な季節です…涙)
さて、そんなこの時期を乗り切る知恵、特に衛生・カビ対策の面からも、湿気を防ぐ方法については昔から色々な知恵が上がっています。
たとえば─
- 除湿機を使う
- 除湿したい時に最初に思い浮かべるのはエアコン、または除湿専用機という方は多いと思います。エアコンにも除湿機能は付いていますが、除湿機は使う場所に自由に移動できることが大きいですね。特に梅雨の時期には、洗濯物を屋内干しする日も増えそうです。そんなときは干した衣類の近くに移動させれば効果的ですね。ジーンズなど厚手素材が除湿機の真上にくるよう置くのがポイントです。
ジャンブレでは現在除湿シートなどの通常販売は行っておりません。
ですが、除湿シート・除湿機・乾燥機などを『メーカーカタログ』からご確認・見積ご提案させて頂くことが可能です。お困りの際はぜひご相談ください。 - エアコンの除湿機能を使う
- 強力な除湿力といえば、やはりエアコンの除湿機能です。除湿機と比べても電力が大きい(=パワーが違う)エアコンは、オフィスや作業現場全体を素早く強力に除湿したい、という用途では一番のおすすめ手段。その代わり設置場所が固定されるのが珠に瑕。
ですが、業務用には『スポットクーラー』という選択肢があります。部屋全体でなくても作業する周囲だけをしっかり除湿したい! という方はスポットクーラーをご検討ください。 - すのこに載せる
- 湿気や温度がこもりやすい、スキマや床との密着面。ここの風通しが悪いとカビや悪臭の温床になってしまいます。そんなときに役立つのが「すのこ」などの床材です。ホームセンターなどで市販されているすのこはヒノキ・桐など水分に強い木材が多く、次いでプラスチック製品などがあります。物を床に直接置かずにスノコを間に挟むことで、空気の通り道ができて風通しがよくなり、さらに衛生的です。ただ、よくある木製スノコは便利で価格も抑えられていますが、ぴったりのサイズを確認したり、時に出っ張るのが珠に瑕ですね。
ですが、業務用には『ソフトスノコ』という選択肢があります。カッターナイフで切れる発泡スチロールのような質感のスノコで、これならサイズを気にすることなく、逆に置きたい物にスノコの方を合わせることができますよ。 - 換気扇を回す
- お手軽な除湿方法としては換気扇を回すというものもあります。これは特に風呂場など、常に外気に比べて湿度が高くなりやすい空間ほど効率的ですね。ただし注意点として、換気扇は回した分だけ『外気を吸い込む』ファンですので、雨が降っている最中など『部屋の外の方が湿度が高い』状態だと逆効果になります。この判断が難しいのが珠に瑕ですね。
しかし業務用なら温湿度の見やすい『環境管理温湿度計』を掛けておくという判断方法があります。熱中症対策の目安も一度に表示されますので一石三鳥ですね。 - 向き合う窓を開けて換気する
- 雨の日や留守以外なら、窓を開けておくのが一番シンプルな除湿対策です。2つ以上の窓を開けて風の通り道を作るのがポイントで、同じ階ならできるだけ対角線の窓、2階建てなどの倉庫・作業現場なら1階と2階の窓を開けることで高い効果を発揮します。ただ、同じオフィスや作業場所なら目が行き届きますが、2階で作業しているときなど人目が届かない場所の窓を開けておくのは防犯面で少し心配があるかもしれません。
ですが業務用なら『ダミーカメラ』という選択肢があります。実際に監視し続ける必要の薄い窓や場所は、あえてカメラの存在を強調することで犯罪を未然に防止するダミーカメラが活躍しやすいシーンです。 - 凍らせたペットボトルを部屋に置く
- 変わったところで、凍ったペットボトルを部屋に置いておく、という方法もあります。冬場に窓が濡れるのを「結露」と言いますが、原理はそれと同じで、空気中の水分が冷えたペットボトルに触れて水滴になることで、空気が乾燥していく理屈です。ペットボトルはびしょぬれになるので容器の中に入れたり、下にタオルを敷いておいてくださいね。
凍ったペットボトルは『氷が溶けないクーラーバッグ』に入れて持ち運ぶ、という選択肢がございます。 - 竹炭・重曹・除湿剤などを使う
- 身近な道具で手軽に除湿したいときには、重曹や竹炭を使う方法もあります。どちらも器などに入れて置いておくだけで湿気を吸収してくれるので、ちょっとした狭い空間の除湿や消臭にはおすすめですね。
残念ながらジャンブレでは現在業務用サイズの重曹や竹炭を置いておりませんが、製品によってはメーカー取り寄せが可能です。お気軽にご相談ください。
電気代のかかる方法からお手軽なアイデアまで様々。みなさまはいくつご存じでしたか? さて、人間が過ごす空間については除湿をするしかありませんが、道具や製品の保管・移送に関しては『湿気を取る』のではなく『湿気から守る』という解決方法もあります。
一般的な防湿包装紙として使用する『防水防湿包装紙』や、サビ除けに特化し湿気を伏せぐ金属向けの『防錆紙』などをご用意しておりますので、こちらもぜひご検討ください。