こんにちは、ジャンブレの小川です。
読み返したら、前回自分がブログを書いたのは1月22日でした。まだコロナウイルスが ここまで大きく広がると知らなかった時期ですね。ほんの3カ月ちょっと前なのに、 ずいぶんと世界が変わってしまった感があります。
入社以来、鳥インフルエンザやSARS、リーマンショック、東日本大震災や熊本地震など 社会的に影響の大きい出来事を何度も経験してきていますが、これだけ短期間の間に 目まぐるしく状況が変わっていくのはちょっと記憶にありません。
中国からのマスク爆買い騒ぎに始まり、トイレットペーパーやティッシュペーパーの品薄、 今度は日本国内のマスクや各種衛生用品の欠品……と、次々に供給問題が発生する商品が 変わっていき、社内的にもまったく落ち着かない3カ月でした。
それでも、クルーズ船の集団感染が騒ぎになった1月下旬から3カ月そこそこで、 アビガンやレムデシビルといった一定の効果が確認された対応案まで用意できた、医療・ 薬学に携わる方々の不断の努力と研究、対応力の早さには本当に頭が下がる思いです。
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そんな中で、当店のような繊維・衣類商品を販売するショップにとっては見逃せない 大事なニュースが4月13日に発表されました。それは、繊維メーカーであるシキボウの 「抗ウイルス加工・フルテクト」がコロナウイルスにも抗ウイルス効果を確認 というもので、同社の株価も一時は大きく上がったようです。
これは、繊維表面に付着したウイルスの感染力を失わせる加工です。
殺菌剤や消毒剤ではないので「手を拭けばコロナを消毒できる」といった即時的な 加工ではありません。でも、働く人たちが仕事中に服や物に触ってウイルスが手や顔に 付着する、といったリスクを減らし、業務中の安全性を高めてくれます。
実は昔、鳥インフルエンザが騒がれたころにも注目され、フルテクト加工の制服なども 発売されたのですが、騒動が収まった後に売れなくなり、廃盤になったという過去が あるんですよね。
のど元過ぎれば……とはよくいったものです。しかし、そんな中でも今ご案内できる 製品がありましたので、本日はこちらをご紹介。
介護や医療、食品衛生管理など多岐に渡る衛生分野のユニフォームにも携わっている、 大手ユニフォームメーカーAITOZから発売の衛生頭巾です。フルテクト加工された布で 頭や首回りまで、顔の近くを保護してくれます。
このほかにも、当店では感染予防対策の一助となるような商品を現在準備中です。 一部では「コロナ以前、コロナ以降」なんて言葉が生まれるほど社会的な影響が大きい 今回の混乱ですが、当店ではコロナ以降の社会を生きる皆様のビジネスも全力でサポート して参ります!