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キッチン・厨房や実験に役立つ、丈夫で錆びにくい
業務用ステンレス作業台をご案内します。
衛生管理を重視する調理や理化学研究の現場に。
ステンレス作業台はキッチン(厨房)向けの優れた什器!
ステンレス作業台とは、耐蝕性(サビ)・耐久性(キズ)・耐熱性(高温)に強いステンレス鋼(SUS)を加工した作業台です。機能的でおしゃれなステンレス作業台は業務用として高い人気があり、飲食店のキッチン・台所・厨房の他に薬品を扱う理化学研究や医薬品工場でも使用されます。代表的なステンレス合金には、低価格の『SUS430』・より強度が高い『SUS304』があり、ジャンブレでは2種類のステンレスどちらの製品も取り扱っております。
ステンレス作業台を使う医療やキッチン等の職場では、2段ステンレスワゴンやステンレスラックなど、運搬・収納に使う什器もステンレス製が利用されます。本コーナーではステンレスワゴンやステンレスラックも販売しております。
ステンレス作業台(ステンレス作業テーブル)選びのポイント
ステンレス作業台を買う際にチェックすべきポイントは素材・形状・サイズ・業種の4点です。特に脚の形状でキャスター付きや三方枠が人気です。
ステンレス作業台を素材で選ぶ
ステンレス作業台の素材となるステンレス合金は主に低価格な『SUS430』、高品質な『SUS304』があります。それぞれの特徴と、実際の用途を解説します。
- SUS430
- スチールにクロムを加えて作られたステンレス合金です。磁性があり磁石が付きますので、裏マグネットのタイマーやフックなどを貼り付けられます。ステンレスの高い強度、耐熱性、耐蝕性を誇りますがSUS304よりはやや下回ります。
おすすめ用途:一般厨房、検査工場、そのほか水気の少ない作業場 - SUS304
- スチールにクロムやニッケルを加えて作られたステンレス合金です。クロムは錆びにくさ、ニッケルは錆びの進行を抑える働きをします。耐熱性、耐蝕性、強度などの物性ではSUS430を上回ります。ただし磁性はなく磁石・マグネットは付きません。
おすすめ用途:厨房、理化学工場、食品工場、クリーンルームなど。水気や塩分、清掃に洗剤や薬品を使用される環境
SUS304の方が物性は高めですがその分高額です。安さや使い勝手ではSUS430が上回る点もあり、用途に沿った性能の素材をお選びください。
ステンレス作業台を形状で選ぶ
ステンレス作業台は足元の形状で標準の『棚付き』、イスに座って机のように使える『三方枠』、作業台を挟んで両側に立てる『H型』と、3種類それぞれにキャスターを付けた『キャスター付き脚』の4種類に大別されます。また、どの作業台にもオプションで引き出しを取り付け可能です。代表的な見た目は次のとおりです。
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[シンコー(SINKO)]ステンレス作業台(ベタ棚) WB型 SUS430
棚付き(ベタ棚)
¥26,577 ~ ¥47,950 -
[シンコー(SINKO)]ステンレス作業台(三方枠) WT型 SUS430
イスに座って作業できる三方枠
¥25,887 ~ ¥41,984 -
[シンコー(SINKO)]ステンレス作業台(H枠) WH型 SUS430
脚がぶつからないH型
¥30,097 ~ ¥49,029 -
[シンコー(SINKO)]ステンレス作業台(ベタ棚)キャスター付き WBC-U75型 SUS430
キャスター付き脚
¥30,982 ~ ¥52,353
最も基本的なステンレス作業台は低い位置に棚板がついた『棚付き』です。ベタ棚・スノコ棚を選べます。また2段棚で足元が安定して耐荷重も大きいです。棚板が不要で足元の安定感だけを高めたい向きには枠だけの『四方枠』もご用意できます。
『三方枠』も人気製品です。オフィスデスクと同じで足元に空間があり、座って足を伸ばして作業できます。イス・車椅子に座って長時間作業をする場合は三方枠が一番のおすすめです。
『H型』は足元がH形状の作業台です。低い位置の棚板に向う脛をぶつけてケガをするなどの心配がなく安全性が高い作業台で、両側に作業員が立って作業する場合も便利です。
『キャスター付き』は作業台をあちこち動かす際は必要です。キッチンの掃除をするときにも動かせると便利です。また研究室ではワゴン代わりに物を載せたまま動かせます。どの作業台にもキャスター・引き出しをオプションセットできますので、お気軽にオプションオーダーをご相談ください。
ステンレス作業台をサイズで選ぶ
シンコー製のステンレス作業台の場合、素材や足元形状に関わらず共通で、間口(横幅)450mmから1500mm、1800mmまで幅広いサイズ展開。作業現場では会議テーブルと同じ幅1500mm・幅1800mmが人気です。奥行きは450~900mm、一人での作業か、向き合っての作業かでお選びください。高さは800mmが基本ですがオーダーできます(※ご注文と同時にご指定いただければ、高さのカット調整は無料です)。また、底板や枠は高さ調整できます。
- ステンレス作業台のカスタマイズ事例
- 【ケース1】水産加工工場で座って貝の殻剥きがしやすいよう、脚の高さを事務机と同じ700mmに短縮
- 【ケース2】製品が水で滑って落ちないように、バックガードを取り付けて一部だけ高さをアップ
ステンレス作業台を業種で選ぶ
衛生面で管理が容易なステンレス作業台は、主に厨房・キッチンなど飲食関係で使われるタイプと、理化学や医療(メディカル)向きの製品とがございます。また医療現場では移動が多いため、作業台よりもキャスターで移動できる作業ワゴンが中心です。
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水はけの良いスノコ棚
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研究に便利、移動も楽
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小回りが効き病院で便利
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いわゆるナーシングワゴン
水産加工をはじめ、水気の多い現場では水はけの良いスノコ棚板を使用すると清掃にも便利です。理化学など研究と実験を重ねる場所では、座ってじっくり確認ができる三方枠のキャスタータイプを選ぶと、場所移動にも対応できます。ワゴンタイプは小回りが効き、忙しい病院でも通行や作業の邪魔になりません。器具落下防止のコーナーガードが付いているものを選ぶとより安心です。
ステンレス作業台カスタマイズオーダーのご案内
ステンレス作業台の高さ調整やパンチングメッシュ天板への切替、落下防止用のバックガード装着などさまざまなカスタマイズが可能です(※シンコー社のステンレス作業台に限ります)。設置場所の寸法や、用途に合わせてご相談ください。後加工ができない調整もありますのでご注文時に合わせてご相談いただくのが安心です。

ステンレス作業台についてのQ&A
ステンレスはスチールに比べて格段に錆に強いですが、絶対に錆びない訳ではありません。ステンレスは表面に酸化皮膜(保護膜)をまとった金属で、その膜のおかげで空気に直接触れず錆びません。ですから、アルカリや塩酸などの強力な薬剤を付けたまま放置すると被膜が作れなくなり、錆の原因になります。また、くぎ・包丁などステンレス以外の金属を放置すると、いわゆるもらい錆びの形でサビることがあります。