
防草シートとは? メリット、リスク、施工例、商品まで徹底紹介
防草シートとは敷くだけで雑草が生えるのを防ぐシートのことです。日光(紫外線や遮光性)に強い材質の不織布が一般的で、その材質によって品質つまり耐用年数が変わります。植物の生長に欠かせない太陽光を遮ることで繁茂を阻止します。強靭に根を張る雑草を引き抜きたり、刈ったりする苦労がなく、お手軽に長期間雑草を防げる優れたシートです。
ジャンブレでは業務用・プロ仕様の観点から、ホームセンターなどで販売されている同種の製品とは一線を画した本当のおすすめ防草シートについて製品販売、および施工までご相談を承っております。
そもそもどうして防草シートが必要なの? 雑草放置のデメリット
では、雑草を抜かずに放置したら何か問題があるのでしょうか? もし雑草対策を何もしないと、こんなリスクを抱えることになります。
雑草を放置した場合のデメリット・リスク
- ●公園・緑地や建物の美観を損ねる
- 整備されない荒れ放題の敷地は美観を損ね、人が寄り付かなくなってしまいます。さらに丈の高い雑草が繁茂すると隠れたゴミのポイ捨て等の温床になる危険があります。
- ●害虫の発生源
- 雑草は蛾やダニをはじめ様々な害虫の発生源となります。自分の敷地だけでなく、隣家や畑にも迷惑が掛かるとご近所トラブルの元にもなり兼ねません。
- ●花粉症の発生源
- セイタカアワダチソウなど一部の雑草は花粉症(ブタクサ花粉症)などの発生源となり、住人や通行人、働く人の健康も害します。ブタクサ類はスギ・ヒノキに次ぎ3番目に患者の多い花粉症と言われています。
- ●畑の栄養を阻害
- 雑草が繁茂すると当然、同じ植物である畑の作物や花壇の花と地中の栄養を取り合ってしまいます。結果、病気が発生したり、養分が作物に回らなくなったりします。
- ●事故・犯罪の原因
- 歩道や敷地の曲がり角に背の高い雑草がはびこると視界を妨げ、車との衝突事故の原因になりかねません。また整備されていない敷地は空き巣や不審者の侵入など防犯面でも大きな問題となります。
- ●火事の原因
- 秋や冬になり、枯れた雑草はタバコの投げ捨てやちょっとした火気によって火災の原因となり得ます。
⇒ そこで『防草シート』の出番です!
防草シートのメカニズム
植物の生長には、欠かせない3つの要素があります。『水』『二酸化炭素』『光』の3要素です。これらのどれが欠けても植物は『光合成』ができないため育ちません。
防草シートは、この中の『光』を阻止(遮光)することで光合成を阻み、雑草が育つのを抑えます。

このときもっとも重要なのが『遮光率』です。相手は僅かなひび割れの光と水でアスファルトさえ突き破る強壮雑草です。遮光率が低ければ、防草シートは物の役に立ちません。

プロも選ぶ防草シート『ナックス』! おすすめする3つの理由
ホームセンターでもよく置かれている米国デュポン社のザバーン®シリーズをはじめ、防草シートは市場にたくさんの種類があふれております。家庭菜園や建築作業中の一カ月、二カ月程度の使用であれば、安価品でも十分に機能を果たせるでしょう。
しかし、景観保護や防災・防犯用途など5年~10年の長期間に渡り利用し続けられる防草シートが必要なら……
当店がおすすめする防草シートはずばり国産防草シート『ナックス』です!
- 理由その1.優れた紫外線耐久力!
- 防草シートは太陽光を遮るために使うものなので、当然シート自体が太陽光に耐えられなければいけません。しかし、安価な製品はUV耐性が低く、紫外線であっという間にボロボロになってしまいます。でもナックス防草シートなら、8年分の紫外線を浴びてもご覧のとおりピッカピカ!
安価品ナックスS100と他社製品を促進耐候性試験機を用いて比較。見た目は同じでも、性能は全く違います。 - 理由その2.シリーズ全てが高い遮光率!
- 防草シートの目的は、すでにご説明したとおり太陽光を遮ることです。ですので一番大事な仕様は遮光率はどれだけあるか?です。ナックス防草シートはシリーズ全品番が遮光率99%以上(※)!
海外産防草シートとして著名なザバーン®ですら廉価品の遮光率は69~85%に落ちることを考えるとコストパフォーマンスには格段の差があります。
※防草専用Sシリーズ・砂利下用Uシリーズ対象 - 理由その3.シート製造メーカーが施工もサポート!
- ナックス防草シートは国内メーカー(株式会社白崎コーポレーション)が開発製造する防草シートです。だからただシートを売るだけではなく、施工のご相談受付が可能!
国土交通省、農林水産省、防衛省をはじめ全国の鉄道・高速道路、自治体、企業への納入と施工実績を持つ、自社製品を知り尽くしたメーカー自らが施工のご相談を受け付け致します。忙しくて施工作業の時間が取れない方も、素人作業が不安な方も、敷地の形状や利用用途、期間などから最適な防草シートをご紹介し、間違いのない施工をお引き受けいたします。
案件ご相談はチャット、お電話(03-3732-6752)、メールないしお問い合わせフォームよりお願いいたします。
防草シートの施工事例紹介
ジャンブレでは防草シートの施工工事も積極的に承っております。前述のとおりシートメーカーが直接施工相談を受け付けるから安心!
防草シートを使いたい事情や場所は様々です。人が行き交う共用スペース、メンテナンスが大変な裏庭、再利用予定の土地保全など目的によって使うべき防草シートも別々で、むやみに高価なシートを選べば良いというものではありません。ここでは実際の施工から、4つの事例をポイント別にご紹介いたします。
裏庭の施工事例

- 使用した製品
- ポイント
- 年に2、3回の草刈りが負担になっていた裏庭に防草シートを使用しました。電柱の周りも粘着テープで処理して雑草を防いでいます。雑草があると、ゴミの不法投棄や害虫の被害もありましたが、ナックスS240を採用する事で問題が解決しました。
太陽光発電所の施工事例

- 使用した製品
- ポイント
- 太陽光パネルや機器の保護、雑草による発電効率防止のため、防草シートを使用しました。イネ科のチガヤという強い雑草の生息地であった為、チガヤのような強壮雑草も抑え込めるナックスS310を採用して雑草を防いでいます。
空地の施工事例

- 使用した製品
- ポイント
- 数年後に土地の使用が決まっているので短期間の雑草管理のためコスト重視の防草シートを使用しました。住宅地であるため、近隣からの雑草によるクレームも予想されたのでしっかりとした日本製のナックスS100を採用しました。
アパート(共用部)の施工事例

- 使用した製品
- ポイント
- アパートの住人からの苦情対策で雑草対策を実施しました。歩行による砂利の埋没防止や土中からの雑草防止のため、砂利下専用のナックスU150を採用しました。
防草シートの敷き方/施工方法
防草シートは自分たちで施工する事も可能です! DIY感覚で挑戦してみましょう。失敗しない防草シートの敷き方・施工方法を解説します。

施工前に草刈りや整地、接着部分の清掃を行って、最大限に防草効果を発揮できるようにします。

しっかり処理を行うことによって雑草のはみ出しを防止します。シートの端部や立ち上げ箇所、シートの重ね部分は10cm以上取ります。

決まったルールでシート固定用アンカーピンを打設します。1㎡あたり4本が目安です。この際には地盤の固さに応じたアンカーピンをご使用ください。アンカーピンの打設方法は防草シートの周りや重ね部は50cm間隔、内側は100cm間隔で打設してください。正しいルール、正しいアンカーピンの使用で風や雑草の押し上げによるめくれを防止できます。



構造物や端分は接着剤で接着を行います。
風の入り込みによるめくれ、雑草のはみ出しを防止します。
接着剤はアタッチまたはウレタッチをご使用ください。
※「アタッチ」と「ウレタッチ」をご希望の方は、別途お見積りをご案内させて頂きますので、チャットや電話等にてお問い合わせください。
販売中の防草シートご紹介
防草シートは、対象となる雑草の種類で選びます。ススキ、チガヤ、エノコログサなどの葉先が細く鋭い強靭な雑草には密度が濃く強いシート、まばらに生える雑草で見た目が悪いのを防ぐ程度であれば廉価品「ナックス」でも十分な効果を発揮します。庭を砂利の景観にしたい寺社などでは、埋設型のシートもございます。

-
広い範囲を安価に施工
-
むき出しでも使用可能
-
強壮雑草対策の強靭布
-
砂利の下に敷いて使用
-
シートの接続・補修に
-
シートの接続・補修に
-
効率よくシートを固定
-
固い地盤用固定ピン
防草シートのご相談はジャンブレへ!
防草シートに関するご購入・工事施工・仕様に関する疑問など、お気軽にお問い合わせください。
ご質問・ご相談・ご注文はこちら TEL:03-3732-7871
チャット・メールでのお問い合わせ・ご相談も大歓迎! ささいなことでも結構です。商品のこと、ご利用のこと、何でもお気軽にご連絡ください。