空調服の正しい洗い方・お手入れ方法について
空調服®・ファン付き作業着の正しい洗い方やお手入れ方法について詳しく解説します。
猛暑の現場で活躍するファン付きウェアは、エアークラフトなどオシャレでカッコいいデザインのウェアも多数発売されています。せっかくこだわった見た目のユニフォームが汗や埃、泥などで汚れたままにならないように、見た目も機能も長持ちする正しい洗い方や、長く安全に使うための保管方法などをご紹介致します。
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空調服®・ファン付き作業着の洗濯方法
ファン付き作業着は、ファン・バッテリーなど電子機器パーツが組み合わさっています。さらに、遮熱チタン加工やアルミ蒸着など特殊な工夫で暑さを抑えている製品も多く存在します。間違った洗い方をするとバッテリーやファンの故障に繋がったり、遮熱や通気性など服の機能が低下したり失われる場合もあります。よく製品内容を確認し、正しい洗い方・メンテナンス方法で扱ってあげましょう。
服の洗い方
ファン付き作業着は、ファン・バッテリーなど電子機器パーツが組み合わさっています。さらに、遮熱チタン加工やアルミ蒸着など特殊な工夫で暑さを抑えている製品も多く存在します。間違った洗い方をするとバッテリーやファンの故障に繋がったり、遮熱や通気性など服の機能が低下したり失われる場合もあります。よく製品内容を確認し、正しい洗い方・メンテナンス方法で扱ってあげましょう。
基本的な手順は下記の流れとなります。
それぞれの手順について解説していきます。
※商品によって手順が異なる場合がございます。ファンやバッテリーに付属の説明書をご確認ください。
【1】ファン・バッテリーを服から取り外す
- バッテリーの電源をOFFにして、ケーブルとバッテリーを外す
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バッテリーを服のポケットから取り出して電源を切り、ケーブルを取り外します。 - ファンからケーブルを外す
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ファン付き作業着の内側にあるケーブルフックからケーブルを取り外した後、左右のファンからケーブルを外します。また、ファン本体にもケーブルフックが付いていることがありますので、ご確認ください。無理に力を入れて引っ張るとケーブル破断や、フックが破損してケーブルを固定できなくなる危険があります。 - 服からファンを外す
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ファン付き作業着は通常、ファンとリングで服の生地を挟み込むことで、ファンを固定しています。ファンのツメの位置を確認し、折れないように取り外してください。
リングを外した後、ファン本体を服の外側から取り出します。 -
取り外したリングは、紛失しないようにファンにセットしておくのがおすすめです。
【2】洗濯タグの表示を確認する
洗う前にはラベルタグに付いている洗濯表示(画像)をご確認ください。
洗濯・漂白・クリーニング・乾燥・アイロンの5項目についてそれぞれ条件が記号表示されています。
ここで、「洗濯」記号に×がついている衣類は通常の洗濯ができません。クリーニングなど別のお手入れが必要ですのでご確認ください。
アイコン記号に×がついていない方法はご利用いただけます。
※2016年12月に、日本は独自仕様の洗濯表示を国際基準に沿って変更しました(新洗濯表示)。2016年以前の空調服®を継続してご利用の場合、記号が異なる場合がございます。
| 特に注意が必要な洗濯表示一覧 | |
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【3】目立つ汚れは先に部分洗いする
目立つ油汚れや泥が付いている場合は、外の水道などで大きな汚れを落としましょう。ブラシ等を用いてあらかじめ大きな汚れを払い落すことで、生地にかかる負担も軽減できます。
【4】洗濯機/手洗いで洗う
洗濯可能な製品は洗濯機で洗うことができますが、その際にも注意すべきポイントが幾つかあります。
- ・ファスナーを閉じて洗濯ネットに入れて洗う
- ・弱アルカリ性洗剤を使用する
- ・漂白剤/蛍光増白剤配合の洗剤を避ける
また、もし手洗いが推奨されている場合は水や30℃以下のぬるま湯で、優しく押し洗いをしましょう。ファン付きウェアの素材は軽く通気性に優れている一方で、擦ったり強く揉み洗いをすると繊維が傷みやすく、機能低下を招いてしまいます。
裏チタンなどの遮熱加工ウェアには特に注意が必要!
特に注意が必要な製品として「裏チタンコーティング」「アルミコーティング」など、生地裏をコーティングして紫外線・赤外線を反射するUVカット加工の空調服®については洗濯時に注意が必要です。
塗布したチタンやアルミは洗濯で剥離する場合があります。
手洗い、または洗濯機の「弱」モードなどで優しく洗うことを心がけましょう。また、摩擦や紫外線に弱いため、乾燥機や天日干しは極力避け、日陰での吊り干しを推奨します。
ファン・バッテリーのお手入れ方法
2025年から2026年にかけて、丸洗いできるファンが各メーカーから多数発売され、ブランドによってはファンの水洗いができるようになりました。その一方でバッテリーは水濡れ厳禁の精密機器であり、そのまま洗濯してしまうと故障やショート、事故の原因となります。
ジャンブレおすすめ! 丸洗い・水洗いできるファン
「手間をかけたくない! なるべく簡単ですぐに汚れを取りたい!」というお客様は、ファンを水洗いできるメーカーの製品がおすすめ!
元祖「空調服®」をはじめ、バートルのエアークラフト、クロダルマのエアセンサー、シンメンのS-AIRといったファン付き作業着ブランドからは、洗えるタイプのファンが発売されています。
丸ごと水没させてじゃぶじゃぶ洗っても大丈夫!
- [クロダルマ] KS-300 ファン・バッテリーセット
- 丸洗いできる防水キャップ付き
エアーセンサー36V用
- ¥19,800
- 購入ページ »
- KS-250 [クロダルマ] ファン付きウェア AIR SENSOR-1 ファン・バッテリーフルセット
- 丸洗い用防水栓付き
エアーセンサー20V用
- ¥16,800
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- [BURTLE(バートル)] AC10-1 ファンユニット2個
- 水洗い対応の防水設計
エアークラフト30V用
- ¥5,940
- 購入ページ »
- AC09-1 [エアークラフト/BURTLE] ファンユニット 2コ
- 水洗い対応の防水設計
エアークラフト24V用
- ¥5,000
- 購入ページ »
- XS25011 [空調服XEBEC(ジーベック)] 空調服スターターキット(25Vワンタッチファン専用)
- 上蓋/羽根の水洗いが可能
空調服®25V用
- ¥25,080
- 購入ページ »
- [アイトス] 18V専用 ファン(2個)
- プロペラの水洗いが可能
空調服®18V用
- ¥5,720
- 購入ページ »
水洗いできないファンのメンテナンス方法
水洗い不可のメーカーや品番のファンについては、下記のようにメンテナンスします。
扇風機と同じように、空調服®のファンも構造上、使っているうちに粉塵汚れや砂、埃が付着します。そのまま使い続けると送風が弱まり、十分な涼しさを発揮できなくなりますので、忘れず定期的にお手入れしましょう。
- ・パーツクリーナーまたは中性洗剤
- ・綿棒
- ・乾いた布 ※ウェットティッシュでも代用可
市販のパーツクリーナー、または中性洗剤での清掃がおすすめです。洗剤を浸み込ませた布や綿棒で、カバーや細かい部分の汚れを拭っていきましょう。
軽い汚れの場合は、エアダスターで吹き飛ばすことでもある程度綺麗にできます。
ファン本体(プロペラ部分)の汚れがひどい場合は、カバーを外して直接拭き掃除しましょう。
また、なるべく汚れにくくする方法としては、ファンに防塵フィルターを付けることもできます。
メンテナンス用便利グッズの一例
- CN-TK10 ノンフロンエアブロワー
- 350ml×24本セット
- ¥16,933
- DAD-101 電動エアダスタ―
- 充電式
- ¥6,380
- 抗菌レギュラー綿棒
- 1000本入
- ¥20,428
- メリヤスウエス1枚物(箱入り10kg)
- 箱入り10kg入
- ¥8,000
- AC200エアークラフト ファンフィルター
- 30枚入
- ¥1,023
- FSBSET2 空調服フィルター
- 10枚入
- ¥1,980
ファン・バッテリーをメンテナンスする際の注意点
- 一番危ない『生乾き』ウェア/ファンの取り付け
- ジャケットやベストが生乾き、濡れたままでファンやケーブルを装着すると故障の原因となりますのでご注意ください。また、水洗い可能なファンも内部に水分が残ったまま装着するとショートや故障を引き起こすリスクがあります。服もファンも、確実に乾いていることを確認してから再装着しましょう。
- 万一、バッテリーを付けたまま洗濯してしまったら
- 空調服®は電化製品です。疲れたり、面倒でも、バッテリーやファンを付けたまま洗ってしまうと故障してしまいます。
雨や汗程度の耐水性はあっても完全防水ではありませんので、水没したバッテリーを再び使用する事は避けましょう。
電池は低電圧ですので感電の危険性は低いですが、浸水によりトラッキング現象を起こし発火するなどのリスクが高まります。
ジャンブレではバッテリー単体での販売も行っております。交換用や故障対策に予備バッテリーを用意しておくのもひとつの対策です。
ファン・バッテリーを長期保管する場合のメンテナンス方法
夏が終わり、翌シーズンまで長期間バッテリーやファンを使用しない場合はどうやって保管しておけば良いのでしょう?
普通の作業服とは違って精密機器・電化製品でもある空調服®。
長期間保管する際の方法を間違えると、劣化したり、最悪の場合は故障して動かなくなってしまう可能性がございます。
そこで、ここでは正しいオフシーズンの保管方法をご紹介します。
バッテリーの保管方法
長期保管で一番注意が必要なのがバッテリーです。結論を最初に言ってしまうと、
「バッテリーは半分弱(30~50%)の残量で保管する」
「常温(室温)保管でOK、ただし湿度の高い場所は避ける」
これが正解です。
満タンの充電状態も、逆に使い切ったゼロ状態もバッテリーにはよくありません。
バッテリーの「過放電」に注意!
まず、リチウムイオンのバッテリーは、電源を入れずに放置していても「自然放電」によって消耗し、容量が減っていきます。
性能が向上した最近のバッテリーでも、1年間で約10%弱が自己放電によって失われていると言われています。
このため、バッテリー残量が0%に近い状態で長期保管してしまうと、0%状態からさらにエネルギーを取り出そうと放電してしまう「過放電」が発生します。
過放電状態がさらに続くと、電極に使われている銅箔が溶けだすなどの劣化が起こり、最終的には再充電が不可能になってしまいます。
また、逆にバッテリーが満タン状態だと電圧が強くなり過ぎて、この場合も電池材料が劣化(電極の材料である炭素内に含まれたリチウムイオンが減少)します。
そのため、バッテリーを長期保管するときはSOC(State Of Charge:充電率)が0%や100%の極端な状態を避けましょう。
温度は一般的な室内や物置、倉庫内の常温保管で問題ありません。ただし高温高湿になるほど劣化の化学反応が進みやすくなるため、湿気やすい場所などは避けましょう。
ファンの保管方法
ファンは、長期保管を行う前に「ファン・バッテリーのお手入れ方法」でご紹介したメンテナンスを行いましょう。
埃や砂、塵が積もった状態のままで長期保管すると、汚れが目詰まりを起こしてモーターやコネクタに不具合が生じ、動かなくなる恐れがあります。
掃除したあとは、日の当たらない場所で保管してください。直射日光の当たる場所で長期放置すると樹脂などが変形する恐れがあります。
ウェア(服本体)の保管方法
空調服®やファン付き作業着も、ウェア自体は一般的な作業服や洋服と同じです。
洗濯表示(「【2】洗濯タグの表示を確認する」をご覧ください)どおりに洗濯した上で、しわが付かないように畳んだり吊るして保管しましょう。
ただ一つだけ注意点があります。
ファンを取り付ける穴が歪んだり、曲がったり広がったりするような畳み方をすると、次にファンを取り付ける際に苦労することになります。
穴周りに負荷がかからないように注意しましょう。
空調服®の寿命について
丁寧に保管したとして、空調服®は実際に何年間くらい使えるものなのでしょうか?
これはオンシーズンの使用頻度や使用環境によっても大きく左右されますが、一つの目安としては
「バッテリーの充電回数500回」
と言われています。オフシーズンは滅多に使わない事などを加味して、一般的には2~3年が寿命と考えられます。
年間で3ヵ月(1日1回充電で90回)くらいの使用なら、4年ほど使えることもあるようです。
バッテリー寿命を伸ばす方法としては、予備バッテリーを用意する事が挙げられます。交互に使用することで消耗を抑えることができます。
また、上で述べた過充電・過放電状態を避けることで劣化をなるべく抑えることも大事でしょう。
電化製品であるバッテリーやファン性能は毎年向上しており、バッテリー寿命に合わせて買い替えると快適な使用感を得られます。
ウェア(服本体)は使用する現場によっては劣化しにくく、何年も利用可能です。一方でハードワークを要する現場では比較的短いスパンで買い替えが発生します。
ほつれや破れが発生すると、そこから風が漏れたり熱が入るなどして空気循環による冷却効果が大きく減少してしまいますので気を付けましょう。
空調服®は、夏場の猛暑や、日差しの強い屋外や高熱作業において健康を守るために使うものですので、故障や破損で使えなくなると作業効率や働く人の労働環境に大きな支障をきたします。
万一に備えて予備を用意したり、正しいお手入れや保管方法を実践することで空調服®が使えなくなるリスクを回避し、安全で快適に働けるよう心掛けましょう。
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