土のう袋
おすすめ土のう袋ピックアップ
土のう袋の役割と用途
土のう袋は、土や砂を詰めて使用する袋で、水害時の止水や工事現場での土塁設置に活用されています。特に河川の氾濫や台風などの災害時には、浸水を防ぐ防災道具として重要です。また、工事現場では体積や荷重を調整できるため、敷地の保護や一時的な遮蔽としても利用されています。これらの用途は幅広く、日常で役立つ工業資材としての重要性も増しています。
土のう袋の売れ筋ランキング
土のう袋は屋外作業現場のごみ袋や土木工事の泥・土入れ、テント設営時の重り、水害対策など様々なシーンで使われる消耗品。その中でも売れ筋の人気商品はこちらです!
土のう袋の一般的なサイズと形状、適切な容量の目安
土のう袋の標準サイズは480mm×620mmで、このサイズに砂などを詰めると1袋あたり約25kg程度の重さとなることが一般的です。この容量は、人が持ち運びできる範囲を考慮されており、積み重ねる際の安定性も確保されています。また、小型の「楽チン土のう」など、取り扱いやすい容量に調整された製品も販売されており、10kg程度の充填で使用可能なものもあります。形状としては矩形が主流で、積み方に応じて土塁や浸水対策などさまざまな場面で使用に適した設計となっています。
土のう袋の適切な容量(目安)
土のう袋は目一杯に土砂を詰めて使う道具ではありません。一般には袋の6割から8割程度まで詰めたら口を縛ります。商品によっては目安となるラインがマーキングされていますので、その線まで入れてご使用ください。
国土交通省(中部地方整備局)発行『水防技術研修テキスト』では基準として「スコップ約6杯(袋の6割位)」としています。また、体積から見ると一般的に公共工事における土のう袋の土量は、1袋当たり0.02m3とされています(文部科学省『文教施設工事積算要領』ほか)。
乾燥した土を入れる場合と砂、砕石、砂利、泥土などを入れる場合では密度と体積が大きく変わります。容量0.02m3の乾燥した土は26kg前後ですが、飽水状態の砂なら40kg、粘土だと50kgにも達します。容積だけでなく一人で持ち運べる重量を勘案してご使用ください。
土のう袋の積み方
台風や水害時、浸水を防ぐための土のう袋。積み方の基本は川上/浸水方面にお尻を向けることです。
土のう袋の積み方① 建造物への浸水を防ぐ場合
ドアや扉の前、車庫の入り口など敷き詰める面積が狭い場合は、川や道路など浸水側にお尻を向けて積みます。2段以上の高さにして、上下で位置をずらして隙間も砂で埋めながら積んでください。また、結び口は下に巻き込むようにねじ込みます。
土のう袋の積み方② 川沿いなど長く堤防を作る場合
施工面積が増えた場合も基本は流入方向にお尻を向けて積みますが、川などのように水が流れる方向と、浸水してくる方向が異なる場合があります。この場合は川上にお尻を向け、川下に結び口が来るようにして、川下に向けて重ねていきます。
土のう袋の耐候性とは
土のう袋における耐候性とは、紫外線や雨風などの自然環境に対する耐久性を指します。一部の高機能な土のう袋には、紫外線劣化防止剤が添加されており、屋外での長期間の利用にも耐えられるよう設計されています。たとえば、耐候型土のう袋では3年間使用可能な製品も存在します。これにより、頻繁に交換する手間を減らし、コストパフォーマンスの向上につながります。特に大型土のうを使用する場合、荷重が大きくなるため、耐候性の高い製品選びが重要です。
耐候型土のう袋とは?3年耐久の秘密
耐候型土のう袋は、特殊な加工が施されており、3年以上の屋外利用に耐える設計がされています。中でも紫外線劣化防止剤が添加されたモデルは、耐久性を向上させ、土のう袋の寿命を大幅に延ばします。このような袋は水害対策や河川の土留め作業など、長期間にわたり保管・使用される場面で最適です。標準サイズながら強度を強化しているため、容量と体積をしっかり活用しながら荷重に耐えられる点が特徴です。ただし、設置後に状況確認を怠らないことが、さらに安全な使用の秘訣です。
耐候型土のう袋の売れ筋ランキング
土のう袋の関連カテゴリーご紹介
災害対策や土木工事で土のう袋と一緒に揃えておきたい便利な製品、よく一緒に買われている商品のコーナーはこちらです。ハードワークに適した作業服・ユニフォームもご案内できます。お気軽にご相談ください。

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土のう袋は土砂や泥を詰めるためのポリエチレン袋です。土を詰めても運べるよう1つ1つの耐荷重と大きさは屋外袋としては小さめで、通常サイズは横幅48cm×縦長62cm、耐過重は20~25kgが基本です。
土のう袋の用途としては土木工事・河川工事のほか、水害対策、自治体の側溝掃除(どぶさらい)、現場のゴミ袋、ブルーシートやテント・屋外看板のおもりなど多岐に渡って活躍します。
よく混同して使われる茶色い袋(=がら袋)との一番の違いは耐候性です。ガラ袋はポリプロピレン製で紫外線に大変弱いため、屋根のおもりなど一定期間屋外でご使用になる場合は「土のう袋」がおすすめです。ただ、土のう袋でも廉価なものはやはり数週間~1カ月程度で劣化しますので、中長期にわたる用途にはUV剤が配合された土のう袋をご利用ください。